ペット火葬から納骨・供養・葬儀まで、まごろろの大阪ペット霊園社
ペット火葬から納骨まで1級ディレクター僧侶が葬儀を執り行います 大切に供養してあげたいからすべて個別火葬で執り行います

あの有名映画で大人気!「フクロウ」の正しい飼い方と知識について

近年、飼いたい動物でトップクラス入りしているフクロウ。独特の見た目と大きな瞳、そして立ち振る舞いから、高い人気を誇っています。

特にイギリスでは大ヒット映画「ハリー・ポッター」シリーズの影響から、フクロウを飼う人たちが右肩上がりに増えているとされています。そんな背景もあってか、日本でもフクロウを紹介したYouTube動画などが視聴者の高い注目を集め得るようになっています。

今、この記事を読まれている方の中には、フクロウを飼うか迷われてる人もいるのではないでしょうか。そこで今回、この記事ではフクロウを飼ううえで知っておくべきことを紹介していきたいと思います。

 

まずはフクロウについてかんたんに紹介

フクロウは、他の動物を食べて暮らす「猛禽類(もうきんるい)」です。犬や猫のように専用のペットフードでは生きることができないので、飼育には手間も多く、決してかんたんではありません。また、飼育には十分な知識を身につけておく必要もあります。

猛禽類と聞くと人を襲ったりしないか心配ですよね。フクロウは、身の危険を感じない限り人を襲うことはない動物です。裏を返すと、フクロウを驚かしたり、過度にストレスを与えてしまうと、身を守るために攻撃的になってしまうことがあります。

また、フクロウはとても鋭い爪とくちばしを持っています。飼育時は、小さな子供や他のペットと一緒にするのは危険なので、 注意するように心がけましょう。

 

フクロウを大切に飼うために必要な2つの基礎

具体的にフクロウの飼育は、どんなところが大変なのでしょうか。先ほど紹介したようにフクロウを飼う上でたいせつなのは、ストレスを与えないことです。そのために必要なのが、「エサ」と「環境」の2つが重要になってきます。

フクロウの好むエサって何?

フクロウは夜行性鳥類の中でも食物連鎖内でトップに君臨していることもあり、新鮮な生肉が主食となっています。ペットとして飼われるフクロウも例外ではなく、エサにはラット、ヒヨコ、ウズラの初生雛などを与え、血液からはビタミンやミネラルを、そして骨からはカルシウムなどを摂取します。食べない部分は取り除いてあげる必要があり、大きさも一口サイズにカットしてから、与えてあげるのが良いとされています。

はじめはエサのカットに抵抗もあるかもしれませんが、次第に慣れてくるはずです。それでもカットが苦手な方は、内臓などの処理が済んであるエサをお買い求めください。そもそも、ラットなどを生肉を与えるが「無理!」という方は、フクロウを飼うことを諦めた方が良いかも知れません。

実はペットとして飼われているフクロウの死因の多くが「餓死」によるもの。これは、フクロウのエサやりに抵抗のある飼い主が、十分な食事をフクロウに与えることができずにいるのが原因と考えられています。

フクロウは飼育環境が重要

フクロウにストレスを与えないためには、飼育用のケージが小さすぎるのはよくありません。フクロウが水浴びもできる充分なスペースを確保するためにも100cm以上のケージを用意しましょう。

既にフクロウを飼い始めていて、ケージを取り替える際は注意が必要です。飼育環境の突然の変化もフクロウのストレスの要因のひとつとなってしまいます。特に、ケージ内の気温や湿度、止まり木の選択(形や素材)を具体的にチェックしてから、既に飼育している環境になるべく近づけた状態でケージを手配してあげるようにしましょう。

上記の2点(エサと環境)に配慮することで、ストレスからフクロウを守ることができます。

 

フクロウの値段・エサ代はどのくらい?

続いては、フクロウの寿命や飼育に掛かる費用などを紹介していきます。フクロウの平均寿命は、小型で10〜15年ほど。中型・大型だと20〜30年ほど生きるフクロウもいます。そこで心配になってくるのが、毎月のエサ代ですよね。フクロウの購入金額をはじめ、餌代など、フクロウに発生する費用は以下の通りです。

市場で出回るフクロウの価格

フクロウの価格は、一般的に20〜30万円とされています。インコなどの鳥類のペットに比べると、かなり高額な金額が設定されています。これは、血統書付きの犬や猫たちと同じくらいの値段です。

気になるフクロウのエサ代は?

フクロウのエサ代は、小型だと約5,000円/月、大型だと約10,000円/月ほどのコストが発生します。さらに、健康維持のためにフクロウへサプリメントを与えることもあるので、エサ代+αの費用が常に掛かってくることを心がける必要があります。

 

まとめ!フクロウはとてもデリケートな生き物

今回は、フクロウを飼ううえで抑えておきたいポイントを紹介してきました。フクロウは犬や猫に比べると、日本ではかなり珍しいペットに部類されます。突然、フクロウの体調に変化が起きても、周囲の人の中で回答できる人はいないはずです。そのため、すぐにフクロウについて相談できる獣医師やアドバイザーを事前に探しておくことも、ずっとフクロウと一緒に過ごすうえで安心できるはずです。

 

関連記事

ペットの「うさぎ」が亡くなった時にどうすればいいの?

人気ペット「ハリネズミ」の平均寿命と長生きのための秘訣

お電話は年中無休|24時間お受付