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大きな丸い瞳がかわいい「モモンガ」!飼いたい方に知ってもらいたい「モモンガ」の基礎知識を紹介

小柄でまんまるな大きな瞳、そして両手の皮膜が可愛らしいリス科のモモンガ。近年、ペットとして高い人気を誇る小型の哺乳類動物です。ペットショップで取り扱われていることも多く、手頃な価格で家族として迎えることができます。両手の被膜を広げて、宙を滑る姿がキュートなモモンガは、移動時に人の手に着地することもあります。はじめこそは人見知りをするそうですが、しっかり愛情を持って育ててあげると人に懐き、手に乗せてエサを与えることだって可能とのことです。

 

モモンガはどんな動物?

ネズミ目リス科リス亜科モモンガ族に属するモモンガ。生息地は、ヨーロッパからアジア圏を中心としています。その他にも北アメリカにも分布。日本では、「ニホンモモンガ」や「タイリクモモンガ」、亜種の「エゾモモンガ」と呼ばれる種類が生息しています。モモンガは主に森林に生息する動物で、ほとんどの時間を樹の上で過ごしています。

モモンガは両脇の被膜を広げて中を滑空して木から木へと移動することができます。木の高さ、風向きなどの条件がうまくそろうと約50mの移動も可能です。ペットとして飼育されているモモンガは、高い場所に登り、そこから別の場所、または飼い主のところへ移動します。モモンガは夜行性の動物です。森の中で過ごす日中のモモンガは、木の中や光を遮る洞窟上の空間で過ごしており、夜になると樹の上で元気よく行動します。

 

モモンガをペットとして飼うには

ペットショップでも取り扱われていることの多いモモンガ。その価格帯はどのくらいなのでしょうか。犬、猫、ハムスター、インコなどと違って想像がつきにくいと思います。ここからは、モモンガの価格帯や扱われている種類について覗いていきます。

モモンガの値段はどのくらい?

モモンガは種類などによって価格帯が前後しますが、大体1万5000円~3万円が平均の相場です。価格の違いは、モモンガの色の週類によって左右されます。例えば、白い体毛を持ち、赤い目をした「アルビノ」をはじめ、同じく白い体毛に黒い瞳をした「リューシスティック」と呼称されるモモンガは、最大3万円ほどの価格が設定されています。一時期は、5万円前後で販売されていたこともあるそうです。しかし、ペットとしての人気が高まり、以前よりも目に触れる機会も多くなったことから、現在の相場で扱われるようになりました。

モモンガにはどんな種類がいるの?

もう少しペットショップなどで取り扱われているモモンガについて見ていきましょう。日本ではペットとして飼うことができるモモンガに種類は限られています。その種類は主に2種。「フクロモモンガ」と「アメリカモモンガ」です。

フクロモモンガ

フクロモモンガは、名前に「モモンガ」とついておりますが、有袋目のためカンガルーの仲間に部類されています。また、体臭が強めな特徴を持つ動物でもあります。群れを作って行動を取る動物なので、子供の頃から飼っているととても人懐っこい性格にも育ちます。ですが、生まれたばかりのフクロモモンガは育てるのが非常に難しいとされているため注意が必要です。

アメリカモモンガ

アメリカモモンガは、フクロモモンガとは違いモモンガ属に部類されています。警戒心が強い性格をしていて、懐きにくいのが特徴です。また、アメリカモモンガの伸び続ける歯を持っています。飼う際は、定期的に病院でカットするか、固い木のおもちゃなどを設置して、かじらせる必要があります。一昔前では、ペットショップでもよく見かけることができたアメリカモモンガですが、現在は輸入規制の対象となっており、購入が難しい状況です。

よって、今からモモンガを飼育することを検討中の方は、フクロモモンガをペットとして迎えることになる確率が高いとされています。

 

モモンガの寿命や好みの食べ物は?

モモンガを飼う前の基礎知識や種類がわかったところで、続いてはモモンガの寿命や好みの食べ物について覗いていきたいと思います。

モモンガの寿命はどのくらい?

モモンガの平均寿命は、約10年とされています。ハムスターなどの小動物と比べると長い寿命を持っています。しかし、野生のモモンガの寿命は約5年です。ペットとして飼われているモモンガ、野生のモモンガに比べて好環境で過ごせるので長い寿命を生きることができています。特に以下のポイントをしっかり抑えておけば、健康的にモモンガを長生きさせることができます。

  • 栄養をしっかり接種できるエサを与える
  • モモンガの身体に適した飼育環境を用意する
  • 怪我や病気にかからないようにケアをする

以上のように、モモンガの飼う際はいくつかの注意点があります。例えば、モモンガに十分な日光、ビタミン、カルシウムを与えることができなかった場合、骨が弱ってしまい「クル病」と呼ばれる病にかかってしまう可能性も十分に考えられます。

与える食べ物にも気をつけましょう。人が口にするお菓子、砂糖、食品添加物はモモンガの身体に大きな害を与えます。さらに、部屋で放し飼いにする場合は、水による事故にも注意が必要です。小さい体を持つモモンガは、少ない水でも溺れ死んでしまうことが十分に考えられます。また、身体が濡れることによって低体温症になってしまい命を落としてしまうことも考えられます。

適切ではない環境でモモンガを飼うことで、ストレスを溜め込んでしまい自傷行為や拒食症を発症してしまうこともあります。モモンガはデリケートな動物なので、静かな環境を維持して上げる必要もあります。過度なコミュニケーションもモモンガにとってストレスに該当します。

モモンガは雑食で、しかも偏食って本当?

モモンガは雑食の動物です。特に野菜、果実、種子などの植物室の食べ物をはじめ、昆虫類を主食としています。オンラインショップでは、モモンガ専用のペットフードも販売されています。しかし、ペットフードだけではモモンガにとって充分な栄養を与えることはできません。モモンガに用意する食事は、ペットフードと一緒に野菜や果実、そしてミルワームやコオロギなどの昆虫を与えてあげるのが最も健康的です。

食事用の昆虫は、ペットショップやオンラインショップでかんたんに購入することができます。モモンガの中には、樹液を好物とする種類も存在します。そんなモモンガには、昆虫用ゼリーをおやつに与えてあげると喜んでくれます。ただし、モモンガは偏食が目立つ動物です。好みの食事ばかりを与え過ぎると、他の餌を食べなくなる可能性があるので注意が必要です。

 

モモンガを飼うための注意点まとめ

小さくて愛くるしい姿でペットとして注目を集めるモモンガ。価格帯も決して高すぎないことから、誰でも容易に飼い始めることができます。しかし、飼い始めたら少し苦労をしたり、抵抗を感じる要素を持つ動物です。例えば、性格はあまり人に懐きにくい性格をしていて、体臭も少し強めです。好みの食事の中には、昆虫なども含まれています。

しかし、時間をかけてしっかり愛情を注いであげると高い場所から飼い主の手元に滑空したりなど、モモンガとでしか味わえない幸せな時間もあります。モモンガを飼う際は、飼ったあとにどのような準備や飼育方法が必要なのかを把握したうえで、家族として迎え入れることを検討していきましょう。

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