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猫と言えば「またたび」!どうして猫は「またたび」が大好きなの!?それにはちゃんと理由があった!

「猫はまたたびが大好き!」。これは猫を飼っていない人でも定着している猫へのイメージですよね!実際、猫はまたたびを食べたり、匂いを嗅ぐことで、元気で楽しげな反応や仕草を見せ、興奮したような行動を取るようになります。

このような背景もあって、猫にとってまたたびは暮らしに欠かせないアイテムとして知られるようになりました。では、なぜ猫はまたたびを口にしたり香りを嗅ぐことで、お酒に酔っ払ったような反応を示すようになるのか不思議ですよね。

今回は、猫にとってはなくてはならないアイテムまたたびの成分。さらには猫に与える影響や注意点について調べてみたいと思います。

 

そもそも「またたび」って何なの?

またたびとは、マタタビ科マタタビ属の植物です。またたびは、日本各地の山、森、林などに生えていて、私たちとっても身近に存在する植物でもあります。またたびには、虫えい果と呼称される実がなることでも知られています。猫は、この実がとても大好きなんです。

「虫えい果」とは?

あまり聞きなれない虫えい果とは何なのでしょうか。虫えい果とは、ハエなどの虫がまたたびに卵を産みつけた影響で形が変形した実を指します。通常のまたたびの実は、楕円形のつるつるとした表面が特徴です。しかし、虫が卵を産みつけた結果、実は凹凸のある表面へと変化し、猫たちのが大好きな虫えい果となります。

「またたび」を与えた猫が興奮するワケ

でjは、またたびは猫たちをなぜ興奮させることができるのかを覗いていきましょう。その理由は、またたびに含まれているマタタビラクトンやアクチニジンなどの成分が大きな影響を与えているからです。

この2つの成分は、猫の脳の中枢神経を刺激します。一時的に軽い麻痺効果を与え、数秒〜数十秒ほど陶酔したような症状が現れます。

 

「またたび」が持つ効果を詳しく紹介!

またたびには、猫を興奮させる効果を持つことがわかりました。実は、またたびが猫に与える影響は、他にもあります。続いては、興奮以外で猫に与える影響について覗いていきましょう。

「またたび」は猫のストレスを解消させる?

またたびには、猫が持つストレスを解消させる効果があります。またたびを与えた猫は、普段よりも活発的に体を動かすようになります。結果、運動不足の解消につながり、ストレスの解消へと還元されます。

猫の食欲を促進させる効果もある?

またたびには、猫の食欲を促す効果も持っています。例えば、またたびを含ませた餌・水を与えると、食欲促進につながった効果が報告されています。

※上記の通り、またたびに食欲促進の効果がみられます。しかし、猫に通常より食欲が落ちている様子が見受けられた際は、またたびを与えるのではなく、病院へ連れていくことをおすすめします。

実は猫の老化を防ぐ効果も?

またたびには老化防止の効果もあるとされています。またたびの枝、または含ませたおもちゃを猫に与えます。すると、猫は枝やおもちゃをよく噛み、脳が刺激されます。結果、老化防止にもつながるとされています。

 

「またたび」には注意点もたくさん

これまでの話だけを聞いていると、またたびは猫にとってメリットでしかないと思われます。しかし、またたびは猫に悪い影響を与える面もあります。続いては、猫にまたたびを与える際に注意しなくてはいけない点をご紹介します。

「またたび」は子猫に与えてはいけない?

子猫をはじめ、幼少期の猫にまたたびを与えるのはよくないとされています。大人になる前の猫は、体内の器官が未発達です。またたびの刺激に耐えきれずに、パニック状態になってしまう恐れがあります。ペットショップなどで販売されているまたたびには、対象となる猫の年齢が記載されています。購入時には必ず目を通すようにしましょう。

老猫や疾患のある猫には「またたび」を与えてはいけない?

年をとったおじいちゃん・おばあちゃん猫。また、疾患を持つ猫にはまたたびを過度に与えないように注意が必要です。またたびを与えることで身体に負荷をかけてしまい、寿命を縮めてしまう恐れがあります。

最後に。「またたび」と猫の関係性について

今回はまたたびが猫に与える影響について覗いてみました。またたびは、猫へ以下のメリットを与えることが分かりました。

  • ストレス解消
  • 運動不足の解消
  • 食欲促進
  • 老化防止

また、またたびの与え方を間違えると以下のようなデメリットを与えてしまう危険もあります。

  • パニック状態
  • 身体への負荷
  • 寿命の低下

またたびを与える際は、猫の健康状態や年齢を確認した上で与えるようにします。また、またたびが猫に与える効果の強さには個体差もあります。はじめて、またたびを与える際は、限られた頻度を決めて、過度に与えすぎないようにすることがポイントです。もし、またたびを与えたことで、猫に異常がみられた際は、命を守るためにも速やかに動物病院に診てもらってください。

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