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ペットのために今から知っておこう!亡くなったペットのご遺体は何日まで安置できる?

犬や猫などのペットが命を落とした時、いつまでに火葬をすればいいのでしょうか。ペットが命を亡くす瞬間に立ち会うことはなかなかありません。火葬までの準備をいざ調べようとしても、ペットが亡くなったショックで情報が頭に入ってこないことだってあるでしょう。今回は、大切なペットのためにも、いつかその時がやってくる、ペットが亡くなってから火葬に至るまでの準備についてご案内したいと思います。

 

ペットの遺体は何日まで安置できるの?

まずは、ペットのご遺体を火葬まで安置できる時間についてご紹介します。ペットがなくなった時の季節、ご遺体の状態、安置する環境により誤差がありますが、夏なら長くて7日、冬なら10日までご遺体を安置することが可能です。安置する時間を少しでも長くするには、ご遺体を適切に整えてあげる必要があります。

 

ご遺体をキレイに整える方法は?

亡くなったペットの身体は、2時間ほどで死後硬直が始まります。死後硬直が始まる時間は体の大きさによって異なります。身体が大きいほど死後硬直が始まる時間が伸びる傾向にあります。また、季節やご遺体がある環境によっても左右されます。続いては、死後硬直に備えた身体の整え方を具体的にご紹介していきます。

死後硬直について

亡くなったペットの身体をそのまま放置し続け、死後硬直が始まってしまうと、目が開いたままになったり、身体が伸び切った状態で固まってしまうこともあります。可能な限り、死後硬直が始まる前にご遺体の状態をキレイに整えてあげるように意識していきましょう。

目をやさしく閉じさる方法

亡くなった犬・猫の目や口が開いている場合は閉じるようにしてあげます。閉じても死後硬直の影響などで、開いてしまうことがあります。一度閉じたあとも、何度かご遺体の状態を確認するようにしましょう。

口は死後硬直が始まる前にゴミ、または布で閉じた状態で固定しておくことをおすすめします。目の場合は、瞳のサイズに2~3重に折ったティッシュをまぶたとの間に被せるように閉じさせて上げると、再び開くことを防ぐことができます。

手足の整え方

手足が伸び切った状態のままだと、棺にペットの身体を納めることができない場合があります。死後硬直が始まる前に、手足をやさしく曲げて、まるで寝ているかのような体制に整えてあげましょう。

死後硬直後の変化

死後硬直後、時間が経過すると硬直が解け始めていきます。すると、身体がやわらかくなり、体液がお尻や口から流れ出ることがあります。そんな時は、濡れたタオルやガーゼなどで拭き取ってあげるようにしてください。ちなみに、動物病院では、お鼻やお尻にガーゼを入れるように対応してくれることもあります。

事前に液体の吸収性が高いペットシートなどを敷いて、ご遺体を寝かせてあげるとより万全な備えとなります。また、ペットシートがなかったとしても、バスタオルやビニールシーツを代わりに使用するのも方法としてあげられます。

 

ご遺体を可能な限り安置するには?

身体をキレイに整えてあげた後は、ご遺体をしっかり冷やしてあげるようにします。ご遺体の大きさ、状態によって、腐敗の進むスピードは異なります。仮に体重が約5kgのご遺体を保冷剤、またはドライアイスを使用した場合、どのくらいの時間ご遺体を安置することができるのでしょうか。

保冷剤でごい安置の場合

ペットのご遺体をご自宅のお部屋で安置する際は、可能な限りエアコンなどで温度を下げるようにします。身近にある保冷剤などを使用すれば、夏場で最大2日、冬場で4日ほど、ご自宅で安置することが可能です。

ドライアイスでの安置の場合

猛暑が続く夏場でもドライアイスを2日に1回交換することで、夏場で4~7日、冬場で7~10日ほど安置しておくことが可能です。ペットがなくなったあとも、少しでも長く一緒の時間を過ごした方にとっては、ドライアイスを使用した安置が最適だと思われます。

 

今までの感謝を込めて…。

いかがでしたか。今回はペットが亡くなってから、火葬を迎えるまでのご遺体の安置についてご紹介してきました。ご遺体が亡くなったあと、死後硬直を迎える兼ね合いから思っていた以上にすべきことが多く、驚いた方も多いかもしれません。これまで長い時間をともにしたペットに感謝の想いも込めて、ご遺体の整えをご自身で行う飼い主さんは少なくありません。ぜひ、今回の記事を参考に、ペットの最後のお別れを迎えた際の参考にお役立ていただけると幸いです。

 

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