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事前に知っておこう!ペットの死因に多い病気トップ5【犬編】

大切な家族との幸せな時間はいつまでも続いてほしいものですよね。犬の平均寿命は年々上昇傾向にあり、平均で13年程度といわれています。

しかし寿命を全うし、老衰して亡くなる割合は意外にも低いことをご存知でしたか?犬も人間同様、様々な病気にかかる可能性があります。

今回は犬の死因に多い5つの病気とその予防、治療方法についてお伝えします。

犬の死因第1位は悪性腫瘍

犬の死因として最も多い病気は悪性腫瘍、いわゆる「がん」で、18%を占めています

高齢になるほど発症率が高まるため、平均寿命が長くなると同時に死因としても増加傾向にあるのかもしれません。治療方法としては抗がん剤の投与、放射線治療などです。

皮膚にできるタイプのものは外科手術が必要になる場合もあります。薬物治療にしろ外科手術にしろ、治療には高額な医療費がかかるケースがほとんどです。早めにペット保険に加入しておくことをおすすめします。

また、早期発見、早期治療ができれば体力的にも金銭的にも負担が軽くなることは間違いないでしょう。日頃のコミュニケーションの中でよく観察し小さな変化を見逃さないことが大切です。

  • 食欲低下
  • 体重低下
  • しこり
  • 元気がない

これらの症状が続くならば、かかりつけのペットクリニックを受診し、獣医に相談した方がよいでしょう。


 

犬の死因第2位は循環器系の疾患

犬の死因として2番目に多い病気は循環器系の疾患で17%ほどを占めています

循環器系疾患にも様々な種類がありますが、代表的な心臓病として以下のものが挙げられます。

フィラリア症

蚊を媒介に感染し、犬の心臓や肺動脈に寄生して臓器に悪影響を及ぼす感染症のひとつで放置すれば最悪の場合死に至る危険な病気です。しかし定期的に予防薬を飲ませることと健康診断の受診で感染及び重体化を防ぐことが可能です。予防薬の定期的な摂取と健康診断を忘れずに行いましょう。

僧帽弁閉鎖不全症

犬の心臓病の中で最もメジャーであり、特に高齢の小型犬に多く見られる病気です。遺伝的に発症率が高いとされている犬種はチワワ、マルチーズ、ヨークシャーテリアなどです。

治療方法は投薬治療が一般的で完治は難しいものの、服薬を続ければ普通に生活できる場合が多いともいわれています。健康診断を習慣化することで早期発見に努めましょう。

犬の死因第3位は泌尿器系の疾患

急性腎不全や慢性腎不全をはじめとする腎臓病です。細菌感染や免疫異常からなる腎炎、尿路結石など様々な原因から発症します。高齢の犬ほど発症率は高く、ボクサーやシャーペイなど遺伝的にかかりやすい犬種もいます。

予防法としては塩分を控え、栄養バランスのよい食事を与えること、新鮮な水をいつでも飲める環境作りが有効です。また、日頃から水を飲む回数やおしっこ
の量をチェックし、異変があった際にはすぐに獣医に相談できるよう備えましょう。

 

犬の死因第4位は肝臓、胆嚢、膵臓系の疾患

犬の死因で全体の9%程度を占めるのが肝臓、胆嚢、膵臓系の病気です。急性肝炎の場合、白目や皮膚が黄色くなる黄疸症状が出ることが多く、発見しやすいです。

原因としては誤飲や薬の副作用が多いといわれています。殺虫剤や除草剤などの化学薬品が含まれるものを舐めてしまうと大変危険なので厳重に管理するよう心がけましょう。

 

犬の死因第5位は神経系の疾患

てんかん、椎間板ヘルニア、脳腫瘍など様々な神経系の疾患があります。てんかんの代表的な症状に「発作」がありますが、脳神経に異常があるてんかん発作以外の場合にも出る場合がありますが、MRIによって確実な診断を受けられます。

治療方法は一般的に抗てんかん薬の服薬です。適切な服薬があれば、大きな副作用もなく寿命を全うできますので疑わしい症状が出た際には早い段階で獣医に相談することをおすすめします。

また、椎間板ヘルニアも脊髄神経が圧迫されることで起こる神経系疾患のひとつです。ビーグル、ダックス、プードルなどは体の構造的に発症しやすい犬種とされています。

軽度な場合は薬剤投与としばらくの絶対安静で治療が可能ですが、重度の症状がある場合は一刻も早い外科手術が必要となります。体力的にも金銭的にも大きな負担となることが予想されるので日頃から動きを注意して観察し早期発見に努めるのはもちろん、ペット保険にも忘れずに加入しておきましょう。

 

まとめ

大切な愛犬には病気にかからず寿命を迎えてほしいと願って当然です。

しかしどれほど念入りに予防し、健康に気を使っていても突然なってしまう病気もあります。そんな時に「もっと早く気づいていたら」や「こんな注意していたら」という後悔をしないためにも早期発見、早期治療が大切になってきます。

ペット保険に加入して金銭的な心配なく病院で検査を受けられる体制をつくる、日々のコミュニケーション中に体調を観察する、1年に1回の健康診断を受診するなど、今日からでもできることはたくさんあります。

これらの積極的なケアで愛犬との幸せな時間を末永く楽しんでくださいね。

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