ペット火葬から納骨・供養・葬儀まで、まごろろの大阪ペット霊園社
ペット火葬から納骨まで1級ディレクター僧侶が葬儀を執り行います 大切に供養してあげたいからすべて個別火葬で執り行います

【猫の発情期を知る!】何が起きる?困った行動の解決策は?

夜中に突然大きな声で鳴いたり、スプレーのようにおしっこを撒いたり、いつもと違う発情期の愛猫の行動に驚いた飼い主も多いのではないでしょうか。

猫の発情期の仕組みから時期、困った行動の解決策について飼い主なら知っておきたい知識をまとめました。

 

猫が発情する季節はいつ?

猫の繁殖期は1月〜9月頃まで続きます。メス猫の発情期は日照時間が大きく関わっており、14時間を超えると始まるとされています。

この仕組みは自然光だけでなく、室内の明かりからも影響を受けるため、飼い猫の場合は季節関係なく年中発情のタイミングといえるでしょう。発情期の発
現が日照時間に左右されるのはメス猫のみであり、オス猫には発情期というものは存在しません。

発情したメス猫の鳴き声やフェロモンを感じ取ることで発情が誘発されます。

 

発情期の行動

メス猫の発情期は

  • 「発情前期」
  • 「発情期」
  • 「発情後期」
  • 「発情休止期」

と呼ばれる4つの段階に分けられ、これらのサイクルを繰り返します。

発情前期

1日〜5日程度続く期間で、行動が活発になったり排尿回数が増えたりするのがこの時期の特徴です。

この時点ではオス猫が寄ってきても交尾には至りません。

発情期

4日〜10日に渡るこの時期に発情のピークを迎え交配も行われます。

メス猫は人間の赤ちゃんの泣き声に似た声が特徴的です。オス猫もメス猫の発情を感じ取り、大きな声で鳴いたりマーキングをします。

発情後期

交尾後50時間程で排卵され、発情後期となります。この時期に性行動はなく、発情行動自体も徐々に落ち着いてきます。期間は1日〜3日間です。

発情休止期

次の発情期までの休憩期間でオス猫にも興味を示しません。妊娠した場合、約2ヶ月で出産し、次の繁殖期まで発情しませんが、妊娠しなかった場合は5〜15日程度で再び発情します。

 

オス猫の発情期の行動

オス猫にはメス猫のようなサイクルはなく、落ち着きがなくなる、大声で鳴く、スプレーのようにおしっこを撒くなどの行動が見られるようになります。

 

発情行動の対策

発情期を迎えると、大きな声で鳴いたり、スプレー行動をしたり人間側から見ると困った行動が多くなります。

発情期特有のこれらの行動は本能なので、しつけで改善できるものではありません。また、基本的に一生涯続いていきます。

防音グッズやトイレシートでの対応なども、一時的な対応にすぎません。繁殖の予定がなければ、去勢・避妊手術を行うことが推奨されています。

 

避妊・去勢手術のメリット

①望まない妊娠の回避

猫は交尾の刺激で排卵するため、短時間散歩に出歩いた際に交尾し、妊娠してしまったというケースもあるほど妊娠する確率がとても高い動物です。さらに1度の出産で3頭〜5頭生むので数年であっという間に数が増えてしまいます。増えた子猫に責任を持てないのであれば、繁殖は避けたほうが賢明です。

 

②発情期の問題行動の抑制

大きな泣き声やスプレー行為は一緒に暮らす飼い主だけでなく、場合によっては近所迷惑となる可能性もあります。しつけや一時的な対応では根本的に解決が難しいですが、避妊・去勢手術を受けることで症状がかなり改善されることが報告されています。

 

③病気の予防

卵巣や子宮の病気をはじめ、性ホルモンに関連した病気を防ぐことが可能です。中でも乳腺腫瘍に関しては1歳までに避妊手術を受けることで86%予防が可能になります。

オス猫の場合、精巣腫瘍などの病気予防に役立ちます。

 

避妊・去勢手術のデメリット

全身麻酔を使用するため、少ないとはいえ医療事故が起こる可能性は考慮する必要があります。

麻酔のリスクは年齢、健康状態、品種によって大きく異なるため事前に検査を行った上で獣医の判断を仰ぎましょう。また、手術後は一般的に太りやすくなるといわれています。これは、手術前と比べて基礎代謝が低下するためです。

以前と同様の食事を与えていると肥満になってしまう恐れがあるため、適切な量を与えるように調整することが大切です。

 

まとめ

猫はその可愛さから近年ペットとしての人気が高い一方で、捨て猫、野良猫が0ではないという現状があるのも事実です。

繁殖力が高いため、軽い気持ちで子猫を産ませると数年であっという間に増えてしまうのです。発情期の問題行動や繁殖抑制の根本的な解決策は現在、避妊・去勢手術しかありません。猫を飼っている方、これから飼う予定のある方は、メリットとデメリットをしっかり把握した上で責任ある決断が望まれるでしょう。

【OK?NG?】年末年始の食べ物はペットと一緒に食べられる?!

年末年始は普段なかなか食卓に並ばないメニューやお菓子を食べる機会が増えますよね。

可愛いペットにおねだりされるとついつい与えたくなってしまうかもしれませんが、ちょっと待ってください。

人間にとっては美味しいごはんでも犬にとっては毒になってしまう食べ物は意外にも身近に潜んでいるのです。年末年始に食べる代表的な食べ物のOK?NG?判定とその理由を解説していきます。

年越しそば

そばの細く長く伸びる様から、大晦日には家族の健康と長寿を願って年越しそばを食す風習があります。

大切な愛犬にも健康で長生きしてほしい気持ちから一緒に食べたいと考える方もいるでしょう。そばは少量であれば犬に与えても問題ありません。ただし、「茹でた状態」で「味付けはせず」に与えるよう注意が必要です。

めんつゆ、薬味のねぎやわさびは中毒症状を起こす可能性のある危険な食べ物なので誤飲しないように徹底してください。

 

お雑煮

お雑煮は犬にとって塩分が高すぎることと、お餅を咀嚼しきれずに喉につまらせてしまう可能性があることから与えるのは推奨できません。

お正月気分を味わいたいということなら大根などで手作りのお餅風に仕上げると雰囲気が出るかもしれません。

 

甘酒

甘酒には酒麹から作られるアルコール入りのものと、米麹から作られるノンアルコールのものの2種類があります。

ノンアルコールの甘酒で塩、砂糖不使用であれば少量与えても問題ありません。大さじ1杯程度を目安としてください。

ビタミン、ミネラルが豊富な上、発酵食品のため整腸作用が期待できます。

 

お菓子

イベントや集まりが多いこの時期はお菓子やケーキなど甘いものが並ぶ機会も多いことでしょう。

人間にとって魅力的なお菓子も、犬にとっては危険な食べ物になってしまいます。特に以下のものは重篤な中毒症状を出す可能性もあるため注意が必要です。

  • カカオ、チョコレート
  • キシリトール
  • マカダミアナッツ

 

間違えて食べてしまったら?

犬にとって毒であるカカオやねぎを食べてしまった場合、症状が出ていなくても即座に動物病院に相談しましょう。

その際に「いつ、何を、どのくらい」食べてしまったかを把握しておくと治療がスムーズです。嘔吐や下痢などいつもと違う体調変化がないかも注意深く確認しておくと良いです。

犬にとって毒ではないけれど人間用のお菓子を食べてしまったという時は、即座に重篤な体調変化が起きるということはあまりないので、慌てずしばらく様子をみてください。時間が経ってから体調不良になる場合もあるので、気になる症状が出た場合には動物病院を受診しましょう。

 

人間用のお菓子はなぜ犬にはNG?

食べ物を消化するために体内から分泌される消化酵素は人間と犬とでは大きく異なります。つまり、人間にとっては正常に消化できる食べ物が犬にとっては毒になるということです。

例えば人間の唾液に含まれる消化酵素のアミラーゼはデンプンを消化分解しますが、犬はこの消化酵素を多く持っていません。なのでデンプンを多く含む食品を食べ続けると消化不良を引き起こしてしまうのです。

人間と犬は元々主食が異なるためこのように消化酵素も異なっています。安易に人間用のお菓子を与えず、動物病院やペットショップで購入できるペット用のおやつをあげるようにしましょう。

 

年末年始に開いている動物病院の確認を!

年末年始は食べ物以外にも人の出入りの多さや厳しい寒さからストレスを感じて急に体調を崩してしまうということも珍しくありません。

動物病院の診療時間が通常時と異なるので、事前に確認しておくと安心です。また、ペット同伴で帰省や旅行に行く場合も現地で最寄りの動物病院を必ず
確認しておくことが大切です。

 

まとめ

犬に与えても問題ない食べ物もありますが与える量には十分気をつけること、あくまでドッグフードが主食であることを忘れないようにしましょう。

年末年始は普段と違う食事や人との交流を楽しめる機会である反面、いつもと違う状況にストレスを感じてしまったり、犬の食事知識のない人が人間用の食べ物を与えてしまったり事故も多い時期です。

飼い主はペットの食事に関する知識を身につけ体調を気遣いながら楽しい年末年始を過ごしましょう。

 

【犬は何歳から成犬?】ライフステージ別で見る犬の特性とその変化

1月8日は成人の日。2022年の民法改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたニュースは記憶に新しいですが、犬にとっての成犬は何歳にあたるかご存知ですか?

人間と同じように子犬期と成犬期では肉体的にも精神的にも大きな違いがあり、飼い主である私達はそれを把握して適切な環境を用意する必要があります。

この記事では子犬期と成犬期の様々な違いから犬と人間の年齢換算、健康で長生きするために気をつけたいことを紹介しています。

愛犬と暮らしている方はもちろん、これから新しく家族に迎え入れようと考え中の方もぜひ参考にしてみてください。

 

犬の成犬は何歳?

犬の場合、成犬になる年齢は犬種によって差がありますが、人間の20歳にあたる年齢を換算すると、一般的には1歳から2歳の間とみなされることが多いです。犬の平均寿命が14歳とすると、子犬期はあっという間にすぎさってしまうということがわかります。

そして小型犬ほど成長スピードは早く、大型犬はゆっくりだといわれています。

 

犬の月齢とライフステージ

犬のライフステージは子犬期、成犬期、シニア期に分けることができます。

肉体面はもちろん、精神面や行動も変化するのでそれぞれの特性をよく知ることで接し方のポイントが見えてくるでしょう。

 

子犬期

骨や筋肉が発達し、歯が生え揃うなど基本的な体作りを行う時期です。栄養価の高い子犬用のペットフードを与えましょう。

好奇心旺盛で家族や犬同士での社会性を身につけるのもこの時期です。ドッグランやトリミングのデビューも可能ですが、成長には個体差があるため、慣れない場所へ連れ出す際は慎重に見極めることが大切です。

 

成犬期

運動量が多く活発な時期です。散歩や遊びを通して運動不足に陥らないよう心がけてください。

また、性成熟も完了する頃なので避妊・去勢手術を考えている方は成犬期前半までに行っておきましょう。

気持ち的にも安定する時期なのでトレーニングも行いやすいです。様々な遊びや学習で絆を深めることができます。

 

シニア期

筋肉量の低下に伴い、運動量が徐々に減ってくるため、食事内容の見直しが必要です。

シニア犬用のフードは消化に優しく、衰えた機能を補う成分が入ったものなどもあるため愛犬に合ったフードを選ぶようにしましょう。

室内の段差をなくす、滑り止めを敷くなどの工夫も効果的です。

認知機能の低下から吠えやすくなったり、反対に極端に甘えるようになったり様々な行動変化が起きる可能性があります。愛犬の生活の質を保てるように、注意深い観察が必要となります。

 

成犬になって変わること

①食事

子犬期、成長期用のフードは体を作るためにカロリーが高く設定されている場合が多いです。

そのため、成犬しても子犬用のフードを食べ続けると肥満になってしまう恐れがあります。成犬用のフードには身体の機能低下や代謝低下に配慮した成分調整がされているのでライフステージに合わせてフードも変えるようにしましょう。

 

②健康診断の内容

子犬期はこの時期特有のかかりやすい感染症や先天性疾患のチェックはもちろん、動物病院に慣れてもらうということにも大きな意味があります。

一方成犬期は身体検査、血液検査、検便など負担の少ない検査項目を1年に1回程度検査することがおすすめです。シニア期に入り不安要素があるのならば超音波検査やレントゲン検査など検査項目を増やすのも手です。

 

健康で長生きするためのポイント

人間の20歳が犬の1歳〜2歳に該当するように、犬の世界の時間はとても早く過ぎ去ります。少しでも長く愛犬と共に過ごしたいと願うのは飼い主として当然です。

健康で長生きするためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか?

 

・肥満に気をつける

肥満になると糖尿病、呼吸器疾患、関節疾患など様々な病気にかかりやすくなってしまい、肥満でない犬と比較して寿命が短いというデータがあるほど肥満は万病の元。

肥満の最も大きな原因は食事で、量が多すぎたり、おやつが多すぎたりするケースがほとんどです。

肥満かどうかを見分ける方法として、肋骨に触れられない、お腹と地面が平行であることなどが挙げられます。

 

・避妊、去勢手術を受ける

避妊、去勢手術を受けることで防ぐことのできる病気が多くあるため、現在は基本的に手術を受けることが推奨されています。

しかし、全身麻酔が必須のため最悪の場合命を落としてしまう可能性もあるということは頭に入れておきたいです。成長期前期に万全な状態で手術を受けられる
ように努めることが大切です。

 

まとめ

犬の平均寿命が年々高まっているとはいえ、犬の生きる時間のスピードは人間と比べてあっという間です。

元気で長生きしてもらうために飼い主には基本的な生活習慣の維持はもちろん、ライフステージごとの特徴の把握や日々の観察力が求められるでしょう。大切な家族の一員として穏やかな毎日を送れるよう心に留めておきたいですね。

 

【どうする?ペットとの帰省】交通手段の選び方から持ち物リストまで!

年末年始は帰省シーズン。ペットを飼っている方は一緒に連れて行くか、行くならどんな手段があるかお悩みの頃ではないでしょうか?目的地によっても異なりますが、ペット同伴での交通機関の利用には、それぞれにメリットとデメリットがあります。

愛犬の犬種や性格に合った移動手段を選択できるようにまとめました。

また、帰省先に連れていけないという方向けのサービスも紹介しているので併せて参考にしてみてください。

 

ペットは帰省先に連れて行くべき?

最近は1人暮らしの方や共働きの家庭でもペットを飼っているという方は多いと聞きます。

個体差や環境の違いもありますが、ある程度はしつけることで留守番ができるようになるためです。しかし、犬はもともと社会性の高い動物です。そのストレスは計り知れないものでしょう。

帰省をはじめ12時間以上単独で留守番させることのないようにするのが賢明です。

 

帰省先に連れていけない時は?

■ペットホテルに預ける

ペットのための宿泊施設で、施設によっては日帰りから数日間の長期プランまで用意されています。

ペットサロンが経営している場合、ケージの種類が選べる等ペットにとって快適な環境で過ごすことができます。ただし、施設までの送迎が必要なこと、他のペットと同じ空間で過ごすためストレスを感じたり感染症をもらう可能性があることはデメリットとして把握しておく必要があります。

 

■ペットシッターを呼ぶ

自宅に招き、食事、散歩、トイレをはじめ様々なペットの世話をしてもらうサービスのことです。

環境が変わらないためペットにとってストレスを感じにくいことがメリットです。一方で医療行為対応のペットシッターが少ないこと、自宅の鍵を預けなければならないことはデメリットといえます。

 

ペット同伴帰省での移動手段の選び方

①自動車

メリット:完全なプライベート空間かつ自分のペースで移動できる点が最大のメリットです。ペットが神経質な性格、吠えてしまうという方にもおすすめです。

デメリット:到着時間が読みにくいこと、車酔いの可能性があることなどが挙げられます。

 

②新幹線

メリット:到着時間が読みやすく予定を立てやすいことがメリットです。小型犬におすすめです。

デメリット:持ち込み可能なキャリーにはサイズ制限ありほとんどの場合大型犬は不可です。また、持ち込み可能なサイズであっても鉄道会社によって手荷物料金が掛かることもあります。

 

③飛行機

メリット:小型犬から大型犬まで乗せることができ、国内であれば空港間をおよそ2〜3時間程度で移動できます。

デメリット:盲導犬や介助犬を除き、基本的に客室内ではなく貨物室で移動することになります。空調が不安定であったり、揺れが激しい、音がうるさいなどが大きなストレスになる可能性があるため注意が必要です。

最近では一部の航空会社で客席にペット同伴で乗ることができるサービスも登場しています。ケージサイズの制限をはじめ様々な条件はありますが、ペットを飼っている多くの方にとって朗報なのではないでしょうか。

 

持ち物リスト

  • いつものフード
  • キャリー(クレート)
  • トイレグッズ
  • お気に入りのタオルやおもちゃ
  • ワクチン証明書
  • 常備薬

環境が変わることにストレスを感じるペットは少なくありません。できるだけいつもと同じを再現できるよう、食べ慣れたフードを持参しましょう。

お気に入りのおもちゃやタオルも有効です。水はこまめな飲水用としてだけでなく、トイレや掃除の際にも役に立つので忘れずに用意しましょう。

ドッグカフェの利用や、万が一の体調不良に備えてワクチン証明書や常備薬があると安心です。長旅で乗り物酔いをしたり食欲がなくなったりしてしまうことも多いのです。

移動用のキャリーは布製のソフトタイプではなく、プラスティック製のハードタイプがおすすめです。耐久性が高いので、移動中の揺れで万が一ぶつかったり、落下物があったりしても安全です。ハウスとしても利用できるので、日頃から自宅で慣れさせておくとスムーズです。

 

帰省前に準備したいこと

シャンプー、トリミング、爪切りなど、清潔を保つための準備は飼い主のエチケットといえるでしょう。ペットを飼っていない人にとっては動物の匂いや抜け毛など想像以上に気になるものです。身だしなみを整えて気持ちよく出発しましょう。

 

まとめ

ペットにとっていつもの環境が変わってしまうことや長距離の移動は不安と緊張の連続で大きなストレスになり得ます。飼い主が行うべきは、なるべくいつもと同じを再現すること、ペットにとってのストレスを最小限に抑えること。

そのためには道や交通機関など様々な下調べと事前準備が大切です。しっかりと計画を立て、トラブルなくペットと楽しい帰省の思い出を作りましょう。

 

今日から始める「ペット終活」すぐにできるToDoリストもご紹介

終活という言葉が流行ってしばらく経ち、ここ最近では人間だけでなくペットに対してもペット終活を行う飼い主が増えてきているのを、ご存知ですか?

終活と聞くとどうしても死を連想するネガティブなものに捉えられがちですが、実はペットにとっても飼い主にとっても後悔ない最期を迎えるためには大切な準備のことなのです。

この記事では、ペット終活とは何なのか、具体的にどんなことを行えばよいのかをお伝えします。

 

そもそも終活とは?

【終活=人生の最期に向けて行う準備】のこと。

主に、介護や医療の意向や葬儀、お墓に関することなどを元気なうちに決めておき、いざという時に困らないための活動のことを指します。

エンディングノートとよばれるものも人気を集めているようです。

近年ペットの場合も同様にこのような終活が重要視されてきています。終末期には命に関わる判断をしなければいけない場合、延命措置をするか安楽死をさせるかの選択に迫られる場合など、すぐに答えを出すのが難しい問題に直面することもあるでしょう。

家族で暮らす場合は一人ひとり考えも違うかもしれません。そのため、あらかじめ「こんな時はどうする?」といった話し合いや取り決めをし、結果を共有することが大切です。

 

ペットの終活はいつから始めるべき?

いつから始めても問題ないですが、ペットも飼い主も元気なうちから準備するのがおすすめです。

いざという時には気持ちが焦ってしまい、冷静な判断ができない可能性が高いです。残念ながら突然のお別れになることもあるかもしれません。また、終活には元気なうちにしかできないことも多くあります。

これらのことからペットの終活は元気なうちに、早いタイミングで始めるに越したことはありません。

 

終活のためのToDoリスト

①思い出を記録に残す

遊んでいる姿、散歩中、寝顔など愛するペットの姿をできるだけ多く写真や動画などに残しましょう。ペットが旅立った後にも大切な思い出を振り返ることができます。最近ではペットの写真を使用したペンダントやキーホルダーなどもメモリアルグッズとして人気があります。

いつも一緒にいたいという飼い主の気持ちに応えてくれるでしょう。

 

②医療費に備える

現在ペットには公的な健康保険がないため、医療機関を受診する際は全額自己負担が基本です。

大きな怪我や病気になってしまうと治療費や入院費もかなり高額になる可能性があります。いざという時に困らないよう、健康なうちからペット保険の加入を検討することをおすすめします。

また、現在加入中の方もペット保険が合っているかを定期的に見直すことが大切です。契約内容によって補償を受けられる期間や疾病が異なること、契約の変更や更新に年齢制限をかけている場合があるためです。

 

③介護を考える

ペットの平均寿命は年々伸びています。一緒に過ごせる時間が増えるという喜びがある一方、シニア期ならではのケアや治療にお金と時間がかかってしまうという問題も。

計画的にペットのための貯蓄をする、家族で協力する、老犬介護ホームを利用するなど介護が必要になった場合にどうするかを考えておくとよいでしょう。

 

④看取る場所を決める

自宅、動物病院、老犬介護ホームなどペットの最期を看取る場所を事前に考えておきましょう。ペットとの思い出が詰まった自宅なのか、万全の医療ケアを施してくれる病院なのか、家族みんなが集まることのできる老犬介護ホームなのか、ペットの体の状態や各家庭の事情に合わせて最適な場所を選択します。

 

⑤葬儀方法を決める

ペットの葬儀を行う飼い主は年々増加傾向にあります。

宗派や葬儀方法、値段など様々な選択ができるので事前に候補を比較検討しておくことがおすすめです。亡くなってから葬儀のための会社を探し始めると焦ってしまい、「予算を超えてしまった」「希望通りの葬儀にならなかった」などのトラブルにつながりかねないためです。

葬儀方法の決め方は火葬に立ち会いたいか、個別葬儀を行いたいか、返骨を希望するかという葬儀内容と予算から比較検討していくとスムーズかもしれません。

詳しい葬儀方法はこちらの記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

【ペットの葬儀にも宗派がある?】葬儀方法の違いと選び方のポイント

 

⑥供養方法を決める

返骨を希望した場合、自宅に仏壇を作って供養するのもペット霊園などに預けて供養してもらうのも飼い主の自由です。ペット霊園に預ける場合は、個別に墓石を建てるのか、合同供養にするのかなど希望に合わせて選択することができます。

詳しい供養方法はこちらの記事にまとめているのでぜひ参考にしてみてください。

ペットの供養方法について知りたい!納骨の選択肢と事前に注意すべきポイントとは?

 

まとめ

大切なペットとの別れは避けて通ることはできません。そんな時にできるだけ後悔なく、最期を迎えるための選択の一つとしてペット終活を紹介しました。

当社ではペットの個別葬儀、供養をまごころ込めて執り行っています。ご質問、ご相談などお気軽にご連絡ください。

白銀の雪原を駆け抜ける犬ぞり!実は活躍できる犬種や役割が決まっていた!?

犬ぞりと聞くと、南極探索の実話を元に描かれた「南極物語」のそり犬、タロ・ジロを思い浮かべるという方も多いのではないでしょうか。真っ白な雪原を人と協力して駆け抜ける犬ぞりは凛々しく見ていて爽快ですが、その歴史はとても古く寒冷な地域では生活になくてはならない貴重な存在だったのです。

犬ぞりの歴史や仕事ぶり、活躍している犬種についてもっと知ってみませんか?

 

犬ぞりの長い歴史

犬ぞりの歴史はとても古く、3万年以上前のモンゴルが発祥だとされています。

その後地球上で最も寒冷な地域であるカナダ北部に住む先住民イヌイットの間で狩猟犬から交通手段、荷物運搬等にも活躍の場を広げていきました。犬ぞりは他の動物よりも小回りがきくため、狭い雪道での移動に重宝されたそうです。

やがてスノーモービルが普及したことで、移動手段や荷物運搬としての犬ぞりは減少し、現在では「犬ぞりレース」や「犬ぞり体験」といった観光のアクティビティとしてその形を変えています。

 

犬ぞりで活躍できる犬種は?

犬ぞりで活躍する犬はそり犬と呼ばれ、8頭で1チームとなり走ります。

ところで、どんな犬種でもそり犬になれる訳ではありません。極寒の地で人や荷物を乗せて長距離を移動しなければならないため、適正のある犬種が選ばれます。

  • 寒さに強い犬種
  • 身体能力の高い犬種
  • 頑丈な体格と筋肉量の多い犬種
  • 体力、持久力のある犬種

そり犬として活躍するにはこれらの条件が求められます。その多くは大型犬になりますが、具体的にはどんな犬種が犬ぞりで活躍できるのでしょうか?

1 シベリアンハスキー

ロシア連邦領内シベリア地方が原産のシベリアンハスキーは、シベリアの先住民チヌーク族の間でそり犬として活躍していました。

身体能力が高く、長距離の移動にも耐えられる強さを持ちながら、人懐こく飼い主に従順な性格であることからそり犬として飼育されてきました。

 

2 アラスカンマラミュート

アラスカンマラミュートはアメリカのアラスカ地方をルーツとする犬種で、原住民マラミュート族の狩猟パートナーとして飼育されてきました。

オオカミのDNAを持っており、重い荷物の運搬が得意です。

 

3 グリーンランドドッグ

グリーンランドドッグはグリーンランド原産の古代犬種で、日本ではほとんど見かけることはありません。

イヌイットと共に狩猟犬、そり犬として活躍してきた歴史があり現在でも犬ぞりレースなどで活躍しています。スピードは得意ではありませんが、体力、持久力に優れ重宝されてきました。

 

4 アラスカンハスキー

そり犬として高い能力と体力を持ち合わせた犬種を選び、育種された犬のことをアラスカンハスキーと呼びます。アラスカンハスキーという純血種がいるわけではありません。シベリアンハスキー、ジャーマンシェパード、ノーザン・イヌイット・ドッグなどから選ばれており、中にはオオカミの血も入っているそうです。

 

5 樺太犬

樺太犬は樺太および千島列島に住むアイヌの人々によって作り出された大型の犬種で、筋肉質でたくましい体つきが特徴です。

1957年の南極観測をもとに制作された映画「南極物語」には樺太犬のタロとジロが犬ぞり部隊の一員として登場し一躍有名になりました。北海道では昭和40年代頃まで使役犬として活躍していましたが、車社会の発展や、エキノコックス症の蔓延により1970年頃には国内の純血種は絶滅してしまいました。

 

犬たちに任された仕事とは?繋ぎ方に違いはある?

犬ぞりを牽引する犬たちにはそれぞれに適したポジションや役割があるとご存知でしたか?

移動する地形に合わせて適切な隊列を組み、効率よく走る工夫をしています。繋ぎ方には大きく2種類あります。

ファンタイプ

イヌイットが古来から使用している方式で、1頭1頭を直接そりに繋ぎます。扇(ファン)のように広がる姿から名付けられました。

 

タンデムタイプ

2頭ずつ縦にそりと繋ぐ方式で、幅をとらないため細い道や急な坂道等を走るのに適しています。犬ぞりレースや犬ぞり体験もこのスタイルが採用されることが多くなっています。

 

ポジションごとに違うそれぞれの役割とは?

・リードドッグ

最前列に配置された犬のことで、進路を決定する重要な役割を担っています。そりを操縦する人間(マッシャー)に忠実で物怖じしない性格が求められます。

・ポイントドッグ

リードドッグの後ろに配置され、チームをまとめるマネージャー的なポジションでありながら足の速さやスピードも求められます。

・チームドッグ

8頭以上のチームで走る場合に、ポイントドッグと最後尾の間に配置され、牽引力の底上げを担います。

・ホイールドッグ

最後尾、つまり人間が乗っているそり側に1番近くに配置され、人間とそり犬を繋ぐ役割を担います。両者のバランスを見ながら走れる協調性とスタミナが求められます。

 

まとめ

スノーモービル等の高度な交通文明がなかった時代、雪の多い地域で犬ぞりは大切な移動手段でした。

世界中の様々な地域で共に暮らし、長い歴史を持つことがわかっています。近年では移動や運搬手段としての犬ぞりは減少しましたが、犬ぞりレースや観光アクティビティとして人気を集めています。

国内でも見ることができるので、興味のある方は参加してみてはいかがでしょうか。

 

【イベント開催のお知らせ】VIVAキャッツ|猫の譲渡会を開催いたします

平素より当サイトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

さて本日は、当園よりイベント開催のお知らせをいたします。イベント内容は猫の譲渡会となります。

[開催日時]

  • 11月5日(日)13:00~16:00
  • 12月3日(日)13:00~16:00

上記日程の2日間で開催

[開催場所]

  • 大阪ペット霊園社 2階

 

[開催概要]

私たちは、愛するペットたちとの別れを経験した方々に寄り添い、サポートを提供してまいりましたが、今回は新しい家族の一員として猫をお迎えいただけるイベントの開催となります。

ぜひこの機会に、譲渡会に参加し、かわいらしい猫たちとの素晴らしい出会いを楽しんでください!新しい家族を待っている猫たちはさまざまな性格や年齢の個体がいます。きっと、あなたにぴったりの相棒が見つかるはずです!

もちろん参加費用は無料ですので、ご家族ご友人お誘い合わせの上、お越しくださいませ。

この素晴らしい機会に、新しい家族を迎え入れませんか?猫たちはあなたの愛情を待っています!

 

[お問い合わせについて]

当イベントの詳細やお問い合わせ先につきましては、主催のVIVAキャッツ様までお願い致します。

  • お問い合わせ|vivacats222@yahoo.co.jp
  • VIVAキャッツ様WEBメディア|https://ameblo.jp/vivacats222/

 

 

 

意外と知らない?ペット葬儀に関する身近な法律をわかりやすく解説

ペットは多くの人々にとって、家族に等しい大切な存在です。ペットとのお別れもペット霊園や専 門の葬儀社に依頼するという方も増えているといいます。

しかし一方でペット葬儀に関する法律 について詳しくご存知の方は意外と少ないのではないでしょうか?

本記事ではペット霊園の納骨 が法律で規制されているのか、ペットの火葬には許可が必要なのか、墓地埋葬法との関係と合わせて解説します。 ペットを家族として大切に送り出すためには、法的な規定を理解し適切な葬儀を選択する必要が あります。ぜひ記事を通じてペット葬儀に関する法律の知識を深めていただきたいと思います。

 

ペット霊園の納骨は法律で規制されている?

多くの人々がペットの霊園を大切なペットを永遠に眠る場所として選びます。しかし、このペット霊園での納骨には、法律上の規制が存在するのでしょうか?

現在、ペット霊園での納骨に関しては全国的に統一された法律や規制は存在しておらず、各自治体によって異なる規定が設けられています。

一部の自治体では、ペット霊園の設置や運営に 対して建築基準法や動物愛護法の規定を適用するところもありますが、一般的には特定の法律 で規制されているわけではありません。

ただし、ペットの納骨に関しては、一定の条件を満たす必要があります。例えば、土地の所有者 や管理者の許可を得ること、適切な衛生管理や環境保護の対策を取ることが求められます。

また、ほとんどの自治体では納骨前に火葬処理を行うことが必要となります。

 

ペットの火葬には許可が必要?

自宅で火葬しても大丈夫?

ペットの遺骨を墓地に埋葬する上で法律の規制はないと記載しましたが、その前段階である火葬についても規制はないのでしょうか?

ペットは家族という認識が多くの人に根付いていますが、廃棄物処理法では動物の死体は廃棄 物として扱われるため、個人で勝手に焼却することや他人の土地に捨てることは禁止されていま す。

亡くなったペットの遺体を引き取ってくれる自治体もありますが、その多くが一般廃棄物として 処理しているのもそのためです。

しかしペット霊園で扱われる遺体に関しては廃棄物に該当しないという行政通知があるため、廃棄物の焼却としての規制を受けることはありません。

ただし、ペットの遺体の焼却にあたって適切 な施設で処理を行わなければ、環境汚染や感染症といった問題を引き起こしかねないため、施設の設置時に自治体への申告が必要な場合もあります。

もちろん、どんなに小さなペットであっても自分で火葬するのは違法行為となります。当園では小 動物から30kgまでのペットの火葬、ご供養を執り行っております。ご検討中の方はお気軽にご相談ください。

 

墓地埋葬法は、ペット霊園にも適用される?

ペット霊園の納骨に関心がある方にとって、墓地埋葬法との関係も気になることでしょう。

墓地埋葬法とは、墓地や火葬場などの遺骨や遺体の処理に関する法律のことで、例えば

  • 「墳墓を設けるために墓地として各都道府県知事の許可を得なければならない。」
  • 「埋葬または焼骨の 埋蔵は墓地以外では行ってはいけない。」

このような規定が定められています。これは通常、人間の遺体の埋葬に関する法律であり、ペットの納骨については適用されません。つまり、ペット霊園は墓地埋葬法の規制対象外ということになります。

一部の自治体では、墓地埋葬法を拡大解釈し、ペットの納骨を同法の規定に基づいて行うことが 許可されています。この場合、人間と同様に公営の公共墓地や私営の霊園にペットの遺骨を埋葬することができます。

ただし、墓地埋葬法の規定は自治体ごとに異なるため、ペットの納骨を希望する際には、該当す る自治体の規定や手続きを確認する必要があります。

また、一部の自治体では人間の納骨と区別するため、別途追加の手続きや費用が発生することもあります。ご希望の方は事前に問い合 わせてみるとよいでしょう。

 

まとめ

本記事ではペット葬儀に関連する法律について解説しました。

ペット霊園の納骨には統一された 法律が存在せず、各自治体によって異なる規定が設けられています。ペット霊園を検討中の方 は、必ず事前に確認し比較検討することをおすすめします。また、墓地埋葬法を拡大解釈してペットの納骨が行われる場合もありますが、自治体の規定や 手続きを確認する必要があるのでご注意ください。

当園では大切なペットの火葬から納骨、ご供養までまごころを込めて精一杯お手伝いさせていた だきます。お気軽にご相談ください。

 

秋になると◯◯が変化する?!知っておきたい猫の生態

秋も深まり、いよいよ冬目前。冬物に衣替えしている最中でしょうか。人間と同じように、猫にとっ てもこの時期は衣替えの季節です。猫は寒さに弱いイメージがありますが、気温が下がることで 様々な変化が起こります。

 

猫に起こる変化とは?

■換毛期に毛が変わる

この時期は夏の毛から冬毛に生え変わる換毛期です。猫は日常的に全身の毛をなめてグルーミ ングを行い、少量の毛であれば飲み込んでそのまま便として排出されますが、換毛期に大量の 毛をグルーミングすると毛玉を嘔吐してしまうことも。短毛種であってもこまめなブラッシングがお すすめです。

 

■食欲が増す

なんと、食欲の秋はどうやら猫の世界にもあるようです。

本格的な冬が始まる前に栄養を蓄えるという説 にもあるように、過ごしやすい気候になって夏よりも食欲旺盛になったというケースも少なくありま せん。太り過ぎに注意しながら食事やおやつを調整しましょう。

 

■お気に入りの場所が変わる

猫は体温調節が苦手な動物だといわれています。そのため、暑い季節は涼しくて風通しのよい 場所を、寒い季節は暖かい場所を好みます。真冬にストーブの前を陣取っているのも納得です。

 

 

注意したい変化

秋に入ってから起こる様々な体の不調を総じて秋バテとよびます。

一般的には、食欲不振、下 痢・嘔吐、元気がないなどの症状が挙げられますが、医療機関を受診しなくてもゆっくり療養すれ ば回復します。

ただし、子猫や高齢猫、持病のある猫は症状が長引いたり悪化したりする可能性 もあるため、病院を受診すると安心です。

 

 

秋バテの予防方法

・温度湿度の管理

秋は1日の気温差が大きく、朝と昼で10°C以上差が出る日もあるほどです。体温調節が苦手な 猫は体調を崩してしまうこともあるかもしれません。そのため、気温差をできるだけ小さくすること が大切です。室内では好きなタイミングで使えるように毛布を出しておくなどで対策しましょう。

 

・水分の摂取

もともと猫は水をあまり飲まないため、腎臓疾患にかかりやすいといわれています。

気温が下が ることで、いつも以上に水を飲まなくなってしまい、脱水症状をはじめ体調不良に繋がりやすくな ります。水飲み場を室内に複数用意する、冷水ではなくぬるま湯にするなど工夫するとよいでしょ う。

 

・食事量の調整

涼しくなって食欲が増すタイプと、動かなくなり食欲も減ってしまうタイプがいます。食欲旺盛なの は基本的によいことなので、太りすぎない程度に食べさせましょう。

食欲が減った場合、食べやすいウェットタイプのご飯に変えてみる、小分けにしたり、おやつで1 日に食べる量を調節してみるとよいでしょう。それでも食欲不振が続くようなら別の病気が隠れて いる可能性もあるので病院を受診してみてください。

 

猫風邪

気温が低下して抵抗力が落ちるこの季節は猫風邪にも注意が必要です。

猫のウイルス感染症 の通称で、主な症状には鼻水、くしゃみ、目やになどが挙げられます。猫から人に感染するケー スは現在報告されていませんが、多頭飼育をしている場合は猫同士で感染する可能性がとても 高いです。

初期症状が見られた時点ですぐに動物病院を受診するようにしてください。

 

まとめ

秋には様々な変化が猫に起こります。基本的にはゆっくり休んで自然回復することがほとんどで すが、中には注意したい症状もあるので日常的にコミュニケーションをとったり、じっくり観察して 小さな変化を見逃さないようにすることが大切です。この時期から体調に気を使い、寒い冬も元 気に乗り越えましょう。

 

実は犬も寒がり?最新の寒さ対策のポイントから注意点まで!

季節が変わり、街行く人たちの服装もすっかり秋めいてきました。

犬も換毛期を経て冬毛に生え 変わる頃ですが、しっかり冬毛に変わった犬にも寒さ対策を行うべきだとご存知でしたか?

犬は 寒さに強いというイメージが先行しがちですが、実際には寒さに強い犬と寒さに弱い犬が存在し ます。

今回はどんな犬が寒さに弱いのかという疑問から最新の寒さ対策とその注意点までをまと めました。寒さが本格化する前に参考にしてみてください。

 

 犬は寒さに強い?弱い?

寒さに強いか弱いかについては、犬種や月齢、毛色などによって異なります。

1シングルコートとダブルコート

犬の毛のスタイルは犬種によってシングルコートとダブルコートの2種類に分けることができま す。

シングルコートは皮膚を守る上毛のことで、トイプードルやマルチーズなどが該当します。空 気の層が1層しかないため、寒さに弱いとされています。

一方ダブルコートは上毛の下に体温を調整するためのふわふわした下毛を持っているため比較 的寒さには強いとされています。柴犬、ゴールデン・レトリーバー、チワワなどが該当します。

 

2白い毛と黒い毛

毛色が黒や濃い茶色の犬は、日光を吸収しやすいため体を温めやすいですが、白に近い犬は 太陽光から熱を吸収しづらいため、体を温めにくいといわれています。

 

3小型犬と大型犬

体が小さいと筋肉量が少なく熱が逃げやすいため、小型な犬ほど寒さに弱いです。

体格差による 寒さリスクの調査によると、大型犬は7°Cまでは寒さのリスクがなく、4°C以下から注意が必要な のに対し、小型犬は10°C以下から寒さによるリスクに注意するべきとの結果が出ています。

 

4痩せてる犬と太ってる犬

脂肪は断熱材の役割を持つため、痩せすぎている犬は寒がりの傾向にあります。毎日の運動習 慣で適度な筋肉をつけ、標準体重を維持することが大切です。

 

5子犬高齢犬は弱い

子犬や高齢犬、持病のある犬などは体温調整が難しいことが多く、寒さに弱いです。寒がっているサイン 犬は「寒い」と言葉で伝えることはできませんが、寒がっている時にはこのようなサインを出しま す。

 

 

犬がみせる「寒さ」のサイン

震える ・体を丸めて小さくなる ・布団や毛布に潜り込む

日頃から愛犬をよく観察し、小さな変化に気づけるようにしましょう。

寒さ対策とおすすめアイテム 暖房を使用した室温のコントロールはもちろん、最近ではペット用の寒さ対策グッズが販売され ています。

 

エアコン

設定室温の目安は20°C〜25°C前後が犬にとって快適な温度とされています。冬場の人間にとっ ては少し肌寒い程度です。湿度の調整も可能であれば50%〜60%を維持するようにしましょう。

 

犬用こたつ

暖かいだけでなく、布団で覆われているので安心感を得られることから人気を集めています。 ヒーターが取り外し可能なタイプは、肌寒くなる秋口から真冬まで長期間使用できるので便利で す。

 

 

寒さ対策の注意点

1脱水に注意

ただでさえ乾燥している季節の中、暖房を使用することでより乾燥が深刻になり、脱水症状が出 る場合があります。また、寒さから飲水量が減ることも脱水症状の原因となるため、冷たすぎない 水を与える等の工夫が必要です。

2火傷に注意

ストーブや人間用のヒーターに近づきすぎて毛が燃えてしまったり、火傷をしてしまう場合があり ます。電気機器の周りに柵を設置する、コードを噛まないようカバーをかける等の対策をしましょ う。

 

3暖かすぎに注意

犬によって寒さの感じ方は異なります。寒さ対策のために全てのエリアを暖かくしてしまうより、ひ んやりした玄関に行けるようにする、カーペットを敷かない部分を作る等、犬自身が快適な場所を 選べるような工夫が推奨されます。

 

まとめ

犬は寒さに強いというイメージが先行しがちですが、実際に寒さの感じ方は個体ごとに大きく異な ります。寒いと感じるサインを見逃さないよう普段からコミュニケーションをたくさんとるように心が けましょう。

最近ではペット用の便利な防寒グッズもたくさん見かけるようになりました。愛犬に合 わせた寒さ対策をして冬を乗り切りましょう。

 

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