私たち人間をいつでも癒してくれる存在のペット。
世界中でも多く飼われているのは、犬や猫たちです。
では、いつから犬や猫は私たち人間とペットとして暮らすようになったのでしょうか。
かつて、犬は狩猟や番犬などの仕事をし、猫はネズミ捕りという重要な役割で、立派に人間の役に立っていました。
今では、同じような扱いを受けている犬と猫ですが、実は日本における扱いはまったく違っていたといいます。
古代から日本にも多くいた犬は、番犬や猟犬として飼われていました。ペットとして扱われたのは、かなり後の江戸時代になってからです。さらにペットとして一般化したのは明治に入ってからのことだそうです。
犬に比べて猫は、日本にはあまりいなかったそうで、猫は大変珍しい動物のために、限られた人達だけの間でペットとして大事にされていたそうです。
鎌倉時代にネズミ退治用に優秀な猫が輸入され、その猫の有用な能力が認識され、その後にペットとして一般化していったそうです。
私たち人間は、大昔から犬や猫たちと深い関係があり、助けられていたんですね!