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【犬は何歳から成犬?】ライフステージ別で見る犬の特性とその変化

1月8日は成人の日。2022年の民法改正で成人年齢が20歳から18歳に引き下げられたニュースは記憶に新しいですが、犬にとっての成犬は何歳にあたるかご存知ですか?

人間と同じように子犬期と成犬期では肉体的にも精神的にも大きな違いがあり、飼い主である私達はそれを把握して適切な環境を用意する必要があります。

この記事では子犬期と成犬期の様々な違いから犬と人間の年齢換算、健康で長生きするために気をつけたいことを紹介しています。

愛犬と暮らしている方はもちろん、これから新しく家族に迎え入れようと考え中の方もぜひ参考にしてみてください。

 

犬の成犬は何歳?

犬の場合、成犬になる年齢は犬種によって差がありますが、人間の20歳にあたる年齢を換算すると、一般的には1歳から2歳の間とみなされることが多いです。犬の平均寿命が14歳とすると、子犬期はあっという間にすぎさってしまうということがわかります。

そして小型犬ほど成長スピードは早く、大型犬はゆっくりだといわれています。

 

犬の月齢とライフステージ

犬のライフステージは子犬期、成犬期、シニア期に分けることができます。

肉体面はもちろん、精神面や行動も変化するのでそれぞれの特性をよく知ることで接し方のポイントが見えてくるでしょう。

 

子犬期

骨や筋肉が発達し、歯が生え揃うなど基本的な体作りを行う時期です。栄養価の高い子犬用のペットフードを与えましょう。

好奇心旺盛で家族や犬同士での社会性を身につけるのもこの時期です。ドッグランやトリミングのデビューも可能ですが、成長には個体差があるため、慣れない場所へ連れ出す際は慎重に見極めることが大切です。

 

成犬期

運動量が多く活発な時期です。散歩や遊びを通して運動不足に陥らないよう心がけてください。

また、性成熟も完了する頃なので避妊・去勢手術を考えている方は成犬期前半までに行っておきましょう。

気持ち的にも安定する時期なのでトレーニングも行いやすいです。様々な遊びや学習で絆を深めることができます。

 

シニア期

筋肉量の低下に伴い、運動量が徐々に減ってくるため、食事内容の見直しが必要です。

シニア犬用のフードは消化に優しく、衰えた機能を補う成分が入ったものなどもあるため愛犬に合ったフードを選ぶようにしましょう。

室内の段差をなくす、滑り止めを敷くなどの工夫も効果的です。

認知機能の低下から吠えやすくなったり、反対に極端に甘えるようになったり様々な行動変化が起きる可能性があります。愛犬の生活の質を保てるように、注意深い観察が必要となります。

 

成犬になって変わること

①食事

子犬期、成長期用のフードは体を作るためにカロリーが高く設定されている場合が多いです。

そのため、成犬しても子犬用のフードを食べ続けると肥満になってしまう恐れがあります。成犬用のフードには身体の機能低下や代謝低下に配慮した成分調整がされているのでライフステージに合わせてフードも変えるようにしましょう。

 

②健康診断の内容

子犬期はこの時期特有のかかりやすい感染症や先天性疾患のチェックはもちろん、動物病院に慣れてもらうということにも大きな意味があります。

一方成犬期は身体検査、血液検査、検便など負担の少ない検査項目を1年に1回程度検査することがおすすめです。シニア期に入り不安要素があるのならば超音波検査やレントゲン検査など検査項目を増やすのも手です。

 

健康で長生きするためのポイント

人間の20歳が犬の1歳〜2歳に該当するように、犬の世界の時間はとても早く過ぎ去ります。少しでも長く愛犬と共に過ごしたいと願うのは飼い主として当然です。

健康で長生きするためにはどのようなことに気をつければよいのでしょうか?

 

・肥満に気をつける

肥満になると糖尿病、呼吸器疾患、関節疾患など様々な病気にかかりやすくなってしまい、肥満でない犬と比較して寿命が短いというデータがあるほど肥満は万病の元。

肥満の最も大きな原因は食事で、量が多すぎたり、おやつが多すぎたりするケースがほとんどです。

肥満かどうかを見分ける方法として、肋骨に触れられない、お腹と地面が平行であることなどが挙げられます。

 

・避妊、去勢手術を受ける

避妊、去勢手術を受けることで防ぐことのできる病気が多くあるため、現在は基本的に手術を受けることが推奨されています。

しかし、全身麻酔が必須のため最悪の場合命を落としてしまう可能性もあるということは頭に入れておきたいです。成長期前期に万全な状態で手術を受けられる
ように努めることが大切です。

 

まとめ

犬の平均寿命が年々高まっているとはいえ、犬の生きる時間のスピードは人間と比べてあっという間です。

元気で長生きしてもらうために飼い主には基本的な生活習慣の維持はもちろん、ライフステージごとの特徴の把握や日々の観察力が求められるでしょう。大切な家族の一員として穏やかな毎日を送れるよう心に留めておきたいですね。

 

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