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【◯◯の秋には注意?!】季節の変わり目に気をつけたいペットの健康管理

暑い夏が過ぎ徐々に秋めいてくるこの時期は、人間同様ペットも体調を崩してしまうことがあります。

季節の変わり目には気温・湿度の低下や日の短さ、花粉の飛散など様々なことが変化し体調に影響するからです。そんな秋という季節は夏に負ったダメージを回復し、寒い冬を乗り越えるための大切な準備期間でもあります。

天気・気温の変化に注意

暦の上では秋でも、日中は半袖で過ごせるほどの暑い日がまだまだあるのがこの時期。

ひんやりした朝晩と日中の気温差に適応できずに体調を崩してしまいがちです。空調をこまめに調整して室内の適温を保つことが大切です。ペットの様子を見ながら室温25℃〜26℃くらいの間を目安にするとよいでしょう。

また、秋雨前線の影響や台風によって気圧が大きく変化することで体調不良を起こす場合があります。特に脳や神経系の疾患を持っている場合は注意が必要です。

 

食欲の秋!でも爆食いには注意

夏の間は暑さで落ちていた食欲が涼しくなって戻ってきたというケースは多いようです。

しかし安心感から急にたくさん食べさせてしまうのは危険です。突然食事量が増えると消化器官が驚いてしまい、嘔吐や下痢などの症状がでてしまうかもしれないからです。

食欲が戻って嬉しいとは思いますが、たくさん食べてほしいという気持ちはぐっと抑えて徐々に食事量を基準量まで増やしていきましょう。

逆に食欲がなかなか戻らない場合は、ドライフードに好物をプラスしたり、ウェットフードを少し温めて匂いを強めて出すことで改善されることもあります。無理せずゆっくり静養することで自然回復することがほとんどなので、焦らず様子をみてあげましょう。

ただし食欲不振があまりにも長く続く場合は病気のサインという可能性もあるため医療機関を受診した方がよいかもしれません。

 

毛玉に注意!

秋は冬に備えて毛が入れ替わる換毛期にあたります。自然と抜けるものだからと放置していませんか?抜け毛が絡まって毛玉になったりケガや皮膚トラブルの原因になったりする可能性があるため、こまめなブラッシングでのケアが欠かせません。

ただし、力を入れすぎると皮膚に炎症を起こしてしまいかねません。毛質や長さに合ったブラシを選び、優しくマッサージするようにブラッシングしましょう。

適切なブラッシングには血行改善やストレス緩和、コミュニケーションツールとしても高い効果があるといわれています。

 

花粉症やアレルギーに注意

ブタクサ、ヨモギなど秋は花粉症の季節でもあります。動物も花粉症を発症することがあるのをご存知でしたか?くしゃみや鼻水が続くようなら花粉症の疑いがあるので、動物病院でアレルギー検査を受けるのがおすすめです。

花粉症だったとしても散歩を控える必要はありません。嫌がらなければ服を着せたり、帰宅時に入念にブラッシングしたりすることで体に付着する花粉を落とすことができます。

散歩は運動不足の解消だけでなく、ストレス緩和や社会性を身につけるためにも役立つため、無理のない範囲で続けましょう。

 

ピークは秋!マダニに注意

ノミ、ダニの対策は1年を通して必要ですが、マダニのピークは春と秋なのでこの時期はいつも以上に気をつけたいところ。

ダニというと一般的に室内で発生するイメージがありますが、マダ二は草むらや茂みに潜む比較的大きなダニです。マダニを介して様々な感染症や皮膚炎が引き起こされることがわかっています。

吸血すると数センチ程まで大きくなりますが見つけた際は絶対に無理やり引っ張らないようにしましょう。皮膚の奥まで吸血するための口が入っているため、力任せに引き抜いても皮膚の中に一部が埋まったままになってしまうのです。

散歩から帰ったら寄生されていないかを全身チェックし、マダ二を発見したらそのままの状態で速やかに動物病院を受診しましょう。

 

秋の植物に注意

美しい紅葉の季節にはペットを連れていつもよりちょっと遠出をしようという方も多いかもしれません。しかしペットにとって危険な植物の可能性も。

銀杏(イチョウ)並木の下を歩くとたくさん落ちている銀杏。人間と同様にペットも食べすぎると中毒を起こすことがわかっています。散歩中など興味本位で口にしてしまわないよう、日頃からしつけておくことが大切です。

万が一食べてしまった場合は水を飲ませて様子をみましょう。どのくらいの摂取で中毒症状が出るのかは体重や体質にもよります。

 

ヒガンバナ

赤や白の美しい花を咲かすことで有名なヒガンバナもこの時期注意したい植物のひとつです。根・茎・花・葉と全体的に毒を持ちますが、特に球根に強い毒性があります。

最悪の場合命に関わるほど重篤な中毒症状が出る可能性があるため、誤飲した場合はすぐに動物病院を受診するようにしてください。

散歩コースにヒガンバナが多い場合は、小型犬なら抱っこするなどして対策すると安心です。

 

まとめ

厳しい夏を乗り切った後の秋は、夏の間に負ったダメージを回復させながらこれから迎える冬に備えるための大切な時期です。

気温が落ち着いてペットと一緒に行楽シーズンを楽しみやすい季節ですが、その分体調不良や誤飲事故などにも遭いやすくなっているので注意が必要です。紅
葉や実りの季節を満喫したい!という気持ちもあると思いますが、無理をせずにゆっくり過ごす日も作ってあげてくださいね。

 

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