世の中にはペットシッターという仕事があります。ペットシッターは、ご自宅へ訪問し、飼い主の代理でペットの世話やしつけを行う仕事です。具体的には、ペットのご飯やトイレ、散歩をはじめ、健康管理を行ったり、基本的なしつけのトレーニングなどにも取り組みます。近年、旅行中は愛犬・愛猫をペットホテルに預ける機会が増えています。しかし、ペットにできるだけストレスをかけたくないという考えから、ペットシッターのニーズも注目を集めています。
「ペットシッター」になるには
ペットシッターを目指す人たちは年々増え続けていますが、どうすればペットシッターになれるのでしょうか。実は、ペットシッターには専門の資格があり、さまざまな専門知識を身につける必要があります。今の時代、専用の通信講座を受講することもできるので、一昔前に比べると学業や仕事と並行して無理なく資格取得を実現させることも可能です。今回のコラムでは、ペットシッターとして最も重要度の高い資格「ペットシッター士」について具体的にご紹介していきます。
「ペットシッター士」を取得するには
ペットシッター士とは、日本ペットシッター協会が認定している専門資格です。資格取得のための勉強方法は、通信講座、通学、カルチャースクールなど、さまざまな手段が用意されています。そのため、自分のライフスタイルにマッチした勉強方法が見つけやすく、どなたでも資格取得を目指すことができます。
「ペットシッター士」の魅力
資格取得を成功させれば、ペットシッターとして開業するための準備に着手することができます。有資格者は、ペットにとって適切な環境を提供することのできる知識やスキルを手にしているため、世話を依頼される飼い主の方も安心して大切なペットを預けることできます。
資格取得後の流れ
ペットシッター士の資格を取得したら、任意で日本ペットシッター協会の会員になることができます。年会費は約2万円ですが、業務上の事故や損害時に補償を受けることができる保険が支給されます。最大の魅力は、個人でペットシッターを開業する際、お客様からの信頼を獲得しやすいところもあります。
「ペットシッター士」が与えるその他のメリット
- 日本ペットシッター協会員に入会の旨を名刺、広告、HPに記載できる。
- 日本ペットシッター協会員の会員であることが分かる証明書が発行される。
- 日本ペットシッター協会のロゴを使用することができる。
- ペットシッター士総合補償制度に加入することができる。
- 2ヶ月に一度のペースで会報誌が郵送され、同業者会員の各種情報が共有される。
- ペットシッターサービスに関する質問・相談を電話・メール・直接訪問でできる。
- 総合補償制度加入者は日本ペットシッター協会のHP「全国のペットシッター士一覧」に掲載される。
- 開業キットがもらえる(鍵の預かり証/顧客情報管理シート/協会ロゴマーク入りの封筒/ペットシッター契約規定表など)
ペットシッター士は誰でも挑戦できる魅力的な仕事
今回は、ペットシッターについて紹介させていただきました。ペットシッターは、家を不在にされる飼い主にとってペットに大きなストレスを与えずに世話をしてくれる注目度の高い仕事であることがわかりました。ペットの数が増え続ける中、ペットシッターのニーズは今後も右肩上がりに増え続けること間違いありません。
ペットシッターになるには、専門資格ペットシッター士を取得する必要があります。資格取得にはペットに関連するさまざまな専門知識を学ぶ必要があります。通信講座、通学、カルチャースクールなどで学習することができるので、自分のライフスタイルにマッチした方法が見つかるはずです。また、ペットシッター士は、取得難易度が決して難しくない資格なので、「ペットに貢献したい」「動物が好き」という方はぜひ挑戦してほしい資格です。